こんにちはーはるでーす。
オリンピック開催どうなるんですかねー、バッハ会長も来れない中で、各国の選手団を迎えいれる環境を国として整えきれるのか。今後の動向を中止していきたいところです。
さて今日は、オリンピックが開催されたらですが、流山市がオランダのホストタウンになると、小6の長女から聞いたのでなんか関係があるのか調べてみました!
まずは誘致の経緯から
流山市のホームページに、オランダ誘致の経緯が記載されていましたのでまずは引用から。
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた事前キャンプに係る千葉県とオランダオリンピック委員会との合意について
日本時間の7月6日午前3時頃、千葉県の森田知事とオランダオリンピック委員会のボルハウス会長との間で、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の事前キャンプを千葉県内の施設で実施することについて基本合意に達し、合意書に署名しました。
流山市HPより
合意書に記されている施設の1つに流山市のキッコーマン アリーナ(流山市民総合体育館)が含まれています。
流山市では、オランダとの歴史的なつながりを活かし、かねてよりオランダチームの事前キャンプ誘致活動を続けてきた経緯もあり、今回の合意を心から歓迎するとともに、これまでご尽力いただいた森田知事を始めとするとする両国関係者に謝意をお伝えしました。
今後は、キッコーマン アリーナで事前キャンプを予定している競技種目について、各競技団体の視察を受けいれ、具体的な条件の調整等、協定書の締結に向けた協議を進めていきます。
書いてますね〜、「オランダとの歴史的なつながりを活かし」ココですね!!
というわけで今回は、オランダとの歴史的なつながりを掘り下げていきたいと思います!!
⬇流山市HPのリンクはこちら
悲しき馬伝説、「オランダ観音」
まずはおおたかの森近く、住宅街の中に「オランダ観音」なる観音様がおわすようです。
東葛地域に根付いて15年、流山に住んで7年くらいになりますが全然存在を知らなかった!運河のビリケンさん並にビックリですね!
場所はこちら、千葉県のHPをご参照ください。
オランダ観音の由来
東葛地域が馬に縁のある地域だということはご存じでしょうか?
遡ること源義家が馬と一緒に立ち寄ったとか駒木のおすわさまとか、近年だと柏と豊四季の間にあった競馬場とか。
そこからなのか、よく馬をモチーフにした像なんかも見られますよね。おおたかの森駅構内にも馬の像ありますし。関係無いかもですが。
中でも江戸幕府の馬育成地だったことはよく知られており、馬を囲うための文化財である野間土手の存在や、地名に開墾番号が付いてることも有名ですよね。(豊四季、五香、六実、八街、十余二など)
オランダ観音はなんと、その昔オランダ馬を飼育していたときに、気性の荒さから当時の武士が鉄砲で打って死んでしまい、供養のためたてられたもののようです。
オランダ観音は、江戸時代に品種改良のために、種馬として輸入した栗毛のオランダ馬を放牧したところ、人に傷害を与えること甚だしいため、銃で撃ちました。馬は、住み慣れた沢に逃げこみ常用の水を飲んで死んだという悲話があります。その霊が祀られているのがオランダ観音です。馬頭観世音(高さ80cm)が延宝4年(1676年)に1基、明治時代(1868年~)に1基、建立されました。碑文は「オランダの葦毛馬がここで病死」と書かれています。
千葉県HPより
馬だから馬頭観音様を奉っているんですね!江戸の時分からオランダと流山市は交流があったのですねぇ。
利根運河にもオランダの関わりが!
先程は馬でしたが、今度は人にまつわる話。ビリケンさんの話もしましたが、野田と流山の境界、江戸時代の物流の大動脈「利根運河」にオランダの方が関わっています!
その名は、オランダ技師ムルデル!
その名はローウェンホルスト・ムルデルさん!当時は河川が今でいう高速道路であり、物流のために川を行ったり来たり。利根川から江戸川へ移るにはご存じ千葉の最北端、野田市の関宿まで遡らねばいけなかったんですね。関所として関宿城ができるのも頷けますよね!
そんな中、利根川から江戸川へのショートカットとして利根運河の開発が始まり、運河開発の技術者として、オランダ技師のムルデルさんが呼ばれたようです。オランダはアムステルダムに代表されるような海抜以下の土地だらけ、運河の発達も頷けますし、それだけ技術もあったんでしょうね!
利根川から江戸川へのショートカットができたことで、我が町流山は益々物流が潤い、川沿いにある宿場町沿いに発展していったのですねぇ。ムルデルさん様々ですね!
⬇国交省のHPを参考にしています
オリンピックを契機にオランダのホストタウンに!
いかがでしょうか?
オランダと流山って関係あるの?なんて思っていましたが、実は江戸の昔から関わりがあったことが分かりましたね!そんな背景もあり、東京オリンピック開催を契機に平成28年6月にオランダを相手国とするホストタウンに、流山市が登録されたようです。
ホストタウンとは、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会開催に向け、スポーツ立国、グローバル化の推進、地域の活性化、観光振興等に資する観点から、参加国・地域との人的・経済的・文化的な相互交流を図る地方公共団体を登録する内閣府の制度です。今後は国の支援を受けながら、オランダとの息の長い交流に取り組んでいきます。
流山市HPより
オリンピックもどうなるのか動向を確認しつつ、オランダ国と流山市との江戸時代から続く関係を感じていきたいと思います。
皆さんも利根運河に訪れた際などは、遠きオランダ国に思いを馳せて頂ければと思います。
ではでは~。
コメント